自動車保険に限らず、保険会社が被保険者の保険料を算出する時、基本的にリスクの大小によって決めていきます。
当然のことですが、リスクの少ない被保険者の保険料は安くなり、リスクの高い被保険者の保険料は高くなります。これまでも、車種や年齢、事故歴などでリスクの大小を判別していました。保険自由化以降に搭乗したリスク細分型自動車保険は、このリスク区分をさらに細分化し、よりリスクの少ない被保険者は安く、リスクの高い被保険者はより高く設定するという商品なのです。 リスク細分型自動車保険のリスク区分は以下のようになっています。 1、年齢 2、性別 3、運転歴 4、用途 5、年間走行距離 6、車種 7、安全装備 8、所有台数 9、地域
年齢別の交通事故発生状況を見ると、20代・30代がもっとも多く、40代・50代が少ないという統計が出ています。
年齢区分では、そのような統計が反映されていると思って間違いないでしょう。ただし、65歳以上になると、再びリスクが高いと判断されてしまうといいます。
性別の違いよる交通事故発生率の違いは発表されていませんが、この区分においては男性の方が安くなる傾向にあると言われています。
運転歴とは、運転年数だけでなく、事故歴、免許書の色なども加味されます。
当然、ベテランでかつ無事故無違反の人はリスクが少ないと判断されます。
用途とは、基本的に商用で使用するか、レジャーで使用するかということです。商用での使用の場合は、ほぼ毎日乗るのでリスクが高いと判断されます。レジャー使用の場合の、自動車に乗る回数の少ないと判断されるのでリスクは少ないと判断されます。
年間走行距離に関しては、少なければ少ないほどリスクは少ないという判断になります。
車種は、スポーツカーかセダンかでかなり変わってきます。また排気量によっても変わってきます。
安全装置の有無でリスクは大きく変わります。安全装置とは、ABS、エアバック、衝突安全ボディなどのことを指します。
所有台数については、多い方がリスクが低いと判断されます。というのは、所有台数が多いということは、被保険自動車に乗る回数も減るからです。
地域に関しては、地域別の交通事故発生率などによって変わってきます。
以上の要素から見ると、年齢や性別、地域などいかんともしがたい要素もありますが、それらを除外すると、無事故無違反のゴールド免許保持者で、セダンなどのファミリーカーにレジャー目的に乗るドライバーにとっては非常にお得な保険と言えるでしょう。ただし、損害保険会社によって、それぞれの区分の扱い方が違いますので、数社の見積もりを出すことは大切です。